もう、ずいぶん長いあいだ思っていました。耳ざわり悪く、気持ち悪くて、大嫌いな言葉がひと
つあります。「おかん」「おとん」とゆう言葉です。言葉って生もので日々変化していくものだと、
じゅうじゅう解っているつもりですが、これだけは、どうも気持ち悪くてたまりません。お笑いの
タレントさんが、テレビ番組の中で、「おかん」「おとん」て、大きな声で言っているのをきくと、な
んかイヤでイヤでたまらないのです。実際その人たちは、両親のことをそうに呼んでいるので
しょうが、ある時期からの、吉本の人達が作った流行り言葉だとしか、僕には思えません。
関西(大阪)の人達がみんなそうなんだとおもわれるのが、本当にイヤなんです。現実僕は、
あまりガラのよろしくない、大阪らしい大阪で生まれ育ち、実家もそのあたりにありますが、ま
わりで、男女、年齢、仕事等関係なく、「おかん」「おとん」なんてゆうやつは、ひとりもいないん
です。本当にそうなんです。時代、流行りものそれはそれでいいと思いますが、本や映画の題
名にまで、むりした感見え見えで使われていて、おいおいほんまかよって、やめてくれよって、
ずっと、思っていました。大阪ってゆうのであれば、「おかあちゃん」「おとうちゃん」なんです。
しもやん。